漫画やアニメが好きです。主にNARUTOを語っています。たまに二次創作もしてます。初めてきた方は「はじめに」を読んで下さい。
※現在ほぼ更新停止状態ですが管理人は元気です。
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2011/12/02 (Fri)
忍空から藍里!
「いつの話だよ」とか特に考えてはいません。
文芸部に入ったせいか、ずいぶんと文の書き方が変わっています。
……変わっただけです。進歩はしていません。
アニメっぽく書こうかなと思ったんだけど無理だった。
苦肉の策で、藍眺さん出てきません(ぇ
いや、他のキャラは(黄純以外)何とかなるけど、
藍眺さんは原作のイメージ壊せない。
里穂子に対して、あんなにツンツンしてないの。
寧ろ橙次の妹として、結構大切にしてる。
だからまぁ、結局は里穂子からの一方通行なんですけどね。
……忍空って、アニメ派の人は原作無理だろうし、
私みたいに原作派の人はアニメは無理なんだろうなぁ。
では、読んでくれる方続きからどうぞ!
「いつの話だよ」とか特に考えてはいません。
文芸部に入ったせいか、ずいぶんと文の書き方が変わっています。
……変わっただけです。進歩はしていません。
アニメっぽく書こうかなと思ったんだけど無理だった。
苦肉の策で、藍眺さん出てきません(ぇ
いや、他のキャラは(黄純以外)何とかなるけど、
藍眺さんは原作のイメージ壊せない。
里穂子に対して、あんなにツンツンしてないの。
寧ろ橙次の妹として、結構大切にしてる。
だからまぁ、結局は里穂子からの一方通行なんですけどね。
……忍空って、アニメ派の人は原作無理だろうし、
私みたいに原作派の人はアニメは無理なんだろうなぁ。
では、読んでくれる方続きからどうぞ!
「あー、寒いー!」
里穂子が身体を震わせながら叫んだ。家の窓から見える木には、もう一枚の葉も残っていない。そんな季節なのだから、寒いのはある程度当たり前なのだが。
「確かに、今年はまた盛大に冷え込むな」
妹の様子に苦笑いしながら、いつもの半袖ではなく、温かそうな長袖の服を着た橙次が答える。
「情けねえぞ里穂子ー。藍眺はいつもと同じ格好してたぞ!」
そして、普段は居ないはずのもう一つの声。言いながらカエル顔をした本人は、暖を取るようにヒロユキに抱きついている。
風助が橙次の家に来たのは3日程前だ。来るなり「なんか食い物ねぇか?」で、家にあった食料を半分以上平らげた。だがそれは里穂子が「いい加減にしなさい!」と言って止めたからであって、放置していたなら、おそらくこの家にもう食料は残っていなかっただろう。
そんな風助からなぜ「情けない」などと言われなければいけないのか。あんたはヒロユキ抱いてるくせに、そう言おうと思った里穂子は、風助の口から出た思い人の名に目を輝かせた。
「……えっ、藍眺さんに会ったの!?」
さっきの愚痴はどこへやら。里穂子はもう寒さも感じていないようで、風助に詰め寄った。一方風助は嬉しそうな里穂子を見て楽しくなったのか、満面の笑顔で答える。
「おお! この前まで俺は藍眺の所に居たんだ。今度は黄純の所にでも行くぞ!」
風助の返事を聞きながら、橙次は苦笑いを深めた。この方向音痴の事だ。「この前」がいつなのか、「今度」がいつになるのか。そもそもちゃんと黄純の所に行けるのかも謎だ。気が遠くなりそうな話だなと思いながら、空を見上げる。薄暗い空は鉛色で、いかにも冷たそうだった。
「しっかし本当に雪でも降りそうだな……」
「……雪?」
橙次の呟きに、里穂子がピクリと反応して振り返った。兄の近くに行って、空を見る。
……見ているだけで凍えそうな空。彼は、いつものあのタンクトップ一枚でこの空を飛んでいるのだろうか。そこまで考えて里穂子は、いきなり自分の部屋へと走り出した。
「駄目! いくら藍眺さんでも風邪引いちゃうわ!」
そんな事を叫びながら。
「あー、行っちまったな」
「おう、行っちまったぞ!」
「……風助、お前さん、セーターとマフラーどっちに何賭ける?」
「セーターに握り飯一個」
「じゃ、俺はマフラーに握り飯一個で」
残された二人がそんな会話をしていた事など、恋する乙女は知る由も無い。
・end・
……えっと。まずこれ藍里じゃないよ(爆
ごめんなさい、やっぱ下書き書くべきだった。
一発書きなんてするもんじゃないですね。
時間あれば、藍眺さんに手編みの暖かいものをプレゼントする話書きます。
里穂子が身体を震わせながら叫んだ。家の窓から見える木には、もう一枚の葉も残っていない。そんな季節なのだから、寒いのはある程度当たり前なのだが。
「確かに、今年はまた盛大に冷え込むな」
妹の様子に苦笑いしながら、いつもの半袖ではなく、温かそうな長袖の服を着た橙次が答える。
「情けねえぞ里穂子ー。藍眺はいつもと同じ格好してたぞ!」
そして、普段は居ないはずのもう一つの声。言いながらカエル顔をした本人は、暖を取るようにヒロユキに抱きついている。
風助が橙次の家に来たのは3日程前だ。来るなり「なんか食い物ねぇか?」で、家にあった食料を半分以上平らげた。だがそれは里穂子が「いい加減にしなさい!」と言って止めたからであって、放置していたなら、おそらくこの家にもう食料は残っていなかっただろう。
そんな風助からなぜ「情けない」などと言われなければいけないのか。あんたはヒロユキ抱いてるくせに、そう言おうと思った里穂子は、風助の口から出た思い人の名に目を輝かせた。
「……えっ、藍眺さんに会ったの!?」
さっきの愚痴はどこへやら。里穂子はもう寒さも感じていないようで、風助に詰め寄った。一方風助は嬉しそうな里穂子を見て楽しくなったのか、満面の笑顔で答える。
「おお! この前まで俺は藍眺の所に居たんだ。今度は黄純の所にでも行くぞ!」
風助の返事を聞きながら、橙次は苦笑いを深めた。この方向音痴の事だ。「この前」がいつなのか、「今度」がいつになるのか。そもそもちゃんと黄純の所に行けるのかも謎だ。気が遠くなりそうな話だなと思いながら、空を見上げる。薄暗い空は鉛色で、いかにも冷たそうだった。
「しっかし本当に雪でも降りそうだな……」
「……雪?」
橙次の呟きに、里穂子がピクリと反応して振り返った。兄の近くに行って、空を見る。
……見ているだけで凍えそうな空。彼は、いつものあのタンクトップ一枚でこの空を飛んでいるのだろうか。そこまで考えて里穂子は、いきなり自分の部屋へと走り出した。
「駄目! いくら藍眺さんでも風邪引いちゃうわ!」
そんな事を叫びながら。
「あー、行っちまったな」
「おう、行っちまったぞ!」
「……風助、お前さん、セーターとマフラーどっちに何賭ける?」
「セーターに握り飯一個」
「じゃ、俺はマフラーに握り飯一個で」
残された二人がそんな会話をしていた事など、恋する乙女は知る由も無い。
・end・
……えっと。まずこれ藍里じゃないよ(爆
ごめんなさい、やっぱ下書き書くべきだった。
一発書きなんてするもんじゃないですね。
時間あれば、藍眺さんに手編みの暖かいものをプレゼントする話書きます。
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