* 「竜馬がゆく」終了！ *

５，６，７，８巻、終了しました。
５，６巻で一回切って感想書こうと思ってたんですけど、
なんかキリが悪かったので全部読んでしまおうと。
そういうわけで、かなり遅くなりましたが感想です。

何がカッコイイって、
司馬遼の文ですよ！！！
誰が、とかじゃなくて、
この文が、もう最っ高にカッコイイんです。
抜粋するのはちょっとネタバレかなと思ったんですが、
二文だけさせて頂きます。
竜馬が死ぬ少し前のあの文。
「主題は、今尽きた。
　その死をくわしく語ることは、もはや主題のそとである。」
っっっ・・・カッコイイ・・・！！！
何がカッコイイって、実は竜馬を殺した人について、
何も書かれていないんです。
それ以前に、こんなに多くの事を書き綴っていてですよ！？
なんなんでしょう、このカッコよさは。

そして司馬遼の魅力をもう一つ。
近藤さんを例に取らせてもらいますと。
近藤さん、「燃えよ剣」では、悪者に見えるんです。
でもこの「竜馬がゆく」だと、すごくいい人に見えるんですよ。
当たり前って言ったら当たり前なんですけど、
ここら辺、司馬遼の偉大さを思い知らされました。
「竜馬がゆく」だけでなく、「燃えよ剣」も
同時進行で読んでいく事をお勧めいたします。
これを同時進行で書いていた司馬遼太郎を思いながら。

今、「獣の奏者」を貸してくれた友達のお父さんから
「坂の上の雲」を借りて読んでいます。
これも２冊ずつ、感想を書いていきたいと思っています。

* 「獣の奏者」 *

　　　「獣の奏者」　上橋菜穂子作
前に紹介した守り人を書いた方と同じ方の作品です。
私がこの人を好きだと知ってる友達が勧めてくれました。
少し子供向けかなーと思ってたんですが、
全然！そうでもなかったです！
えっと、主人公エリンって女の子なんですが、
最初子供なんですよね。
で、好奇心旺盛で、どんどん成長していく。
つまり、子供の頃は知らなかった裏の世界というかなんというか、
そういう知らなければそれに越した事は無いようなことまで、
どんどん情報を吸収していく。
で、最後の方なんか大人びているとかそんなんじゃなくて、
こう・・・諦めが入ってる感じで、
むしろ守り人シリーズよりも辛かったです。読んでて。
でもストーリー自体はすごい感動するのでお勧めですよ！

あ・・・竜馬がゆく・・・もう少し待ってください・・・。
何やってたんだろう、私。

* 「竜馬がゆく」３,４巻終了ー *

なんか夏休みだった割には時間かかった気がするけど、
とりあえず終わりました。
えっとですね。
４巻までで、勝さんとかと一緒に
長崎に行くところまでなんですけど、
とりあえず。
勝さんカッコよすぎるんですけど・・・！
私的な予想ですけど、
司馬遼、竜馬の次に勝さんが好きなんじゃ・・・！？
ってね。思いました、ハイ。
なんか夏休みの宿題に
人物紹介パンフレットを書くってのがあったんですけど、
それに司馬遼書いたんで色々調べたら、
習慣とかに囚われずに生きてる人が好きっぽかったんで。
勝さんとか、仮にも幕臣なわけですからね！？
それなのに竜馬に協力してる辺り、すごいカッコイイですよ！

今ちょっと違う本に寄り道してるので、
次の感想は多分遅れます。

* 「竜馬がゆく」１，２巻 *

１・２巻読みましたー。
今更ですけど、
実は私坂本龍馬嫌いでした。
理由は、なんか幕末って
もっと頑張った人いっぱいいるだろうに
一人だけ特別扱いされてるから。
新撰組とかの存在知る前からですよ。
小学校のころから
そう思ってました。
だからそのイメージが少しは変わるかなぁと思って
読んでみたんですけど・・・。
逆転しました。
もう竜馬大好きです！（オイ
こんなにいい人だったんだ知らなかったよ！
知ってたらもっと歴史を楽しく学べたのに！
乙女姉さんとかお栄姉さんとか結構好き。

いま３巻読み途中。
おすすめですよー。読んでみて下さい！

* 「燃えよ剣」下 *

終わりました・・・。
悲しい・・・とかいうのは、
あんまりなかった気もします。
読み終わった後はですけどね。
読んでる途中でどんどん新撰組の隊員が
死んでいくのはもう耐えられませんって。
山崎さんっ、近藤さんっ・・・！
ってきて、沖田さんの死が何よりも堪えました。
そして、土方さん。
なんか、いえ、なんとなくですけど、
死に方で言えばこの人が一番よかったですよね。
他の人はみんな未練を残して
死んでいった気がするので。
もう途中から負け戦だって分かってるからね。
そこが一番辛かったです。

今「竜馬がゆく」１巻があと数ページってトコです。
長いので感想は２巻ずつ載せていきます。