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漫画やアニメが好きです。主にNARUTOを語っています。たまに二次創作もしてます。初めてきた方は「はじめに」を読んで下さい。 ※現在ほぼ更新停止状態ですが管理人は元気です。
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2024/09/22 (Sun)
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2009/02/01 (Sun)
さて。あの人が出てきます。
私はあの人が大好きなので、
他と扱いが違うと思うかもしれませんが、
気にしないでください。
本当に大好きなんです。
あと、今更ですが18号が悩んでるので、
「18号は強気じゃないと」という人は、
読まないことをお勧めします。

どうでもいいですが、
シノの誕生日・・・。
アレ、七日じゃなくて八日でしたね。
すみません。勘違いしてました。

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何気なしに悟飯と神がきた方向を見ると、
建物の影に、一つの影が見えた。
誰か、など、もちろん予想はついていたが、
興味がわいて近くまで行った。
そして、それは案の定、
予想していたその人で。
「・・・お前は話をしなくていいのか?」
と問いかけると、
手足を組み、宙に浮かんでいたピッコロは、
フン、と言って地面に降りた。
18号はそれを横目で見ながら、
ピッコロの後ろの壁とは直角になっている壁に
背を預けた。
「お前こそ、向こうで一緒に話せばいいだろう?」
逆に問いかけてきた声を聞きながら、
18号は髪を耳に掛ける。
・・・クリリン達は、互いの身長のことを話し出したようだ。
楽しそうな笑い声が、こっちにまで聞こえてきた。
「・・・不思議だな。」
クリリン達の方を見ながら、18号が呟いた。
ピッコロは18号の方は見ずに、耳だけをピクリと動かす。
「わからない事だらけだったのに、
 ここに来たら少しだけすっきりした。」
わざと、わかりにくいように話したつもりだった。
「・・・ここは、お前がクリリンに生き返らせてもらった地だ。
 おそらくそれが、お前にとって
 何かの意味を持っているのだろう。」
なのに、その答えは、確信をついていて。
まるで、心の中を見透かされているみたいだ。
だったら、隠す必要もない。
「本当に、わからない事だらけなんだ。
 可笑しいだろ?
 あたしは孫悟空を殺そうとしていたはずなのに、
 その仲間と、今こうして普通に話しているんだからね。」
ふと、クリリン達の方を見ると、
こっちに気づいて三人一緒に走ってきた。
その顔は生き生きとしていて、とても幸せそうで。
18号の顔にも明るさが戻った。
「フン・・・それならば、オレも同じことだ。」
ピッコロの返事は、
その中で小さな呟きにしかならなかったが、
18号の耳には、ちゃんと届いていた。
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