漫画やアニメが好きです。主にNARUTOを語っています。たまに二次創作もしてます。初めてきた方は「はじめに」を読んで下さい。
※現在ほぼ更新停止状態ですが管理人は元気です。
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2009/03/22 (Sun)
「クリリンさーん、悟飯さーん!
また来てくださいねー!」
デンデが叫ぶのを聞きながら、
クリリンと悟飯は空中で止まり、振り返った。
「ああ!デンデも元気でなー!」
「デンデー!ピッコロさんにもよろしくねー!」
その後また下へ向かうと、
神殿はすぐに見えなくなった。
「18号?どうしたんだよ?」
「!!」
夜もかなり更けた頃。
18号はクリリンと亀仙人が寝ているのを確かめ、
床を静かに抜け、浜辺の岩に腰を下ろしていた。
「・・・別に。関係ないだろ。」
答えながら目を逸らす。
なんだか訳の分からない感情が、
胸の中で渦を巻いているのがわかった。
「・・・隣、座っていいか?」
遠慮がちな一言。
だがクリリンは、
この一言を言うのにどれくらいの勇気がいっただろう。
「勝手にしろ。」
そして、18号のこのぶっきら棒な返事に、
どれ程安心したのだろうか。
交わす言葉もなく、暗い月の光の中、ただ二人。
ザザ・・・ザザン・・・と、波が打つ音だけが嫌に響いた。
沈黙が嫌なわけではない。
寧ろ、自分が隣に居てもいいんだと思えて嬉しい。
(でも・・・。)
クリリンには、
どうしても言わなければならないことがあった。
それは、多分。
この機会を逃したら、一生言えない気がした。
だから、この雰囲気に任せて、
「18号・・・結婚・・・しないか・・・?」
クリリンは口を開いた。
言った次の瞬間には、もう後悔していた。
雲が月を隠すと、
辺りは暗い闇の中に沈んでいった。
また来てくださいねー!」
デンデが叫ぶのを聞きながら、
クリリンと悟飯は空中で止まり、振り返った。
「ああ!デンデも元気でなー!」
「デンデー!ピッコロさんにもよろしくねー!」
その後また下へ向かうと、
神殿はすぐに見えなくなった。
「18号?どうしたんだよ?」
「!!」
夜もかなり更けた頃。
18号はクリリンと亀仙人が寝ているのを確かめ、
床を静かに抜け、浜辺の岩に腰を下ろしていた。
「・・・別に。関係ないだろ。」
答えながら目を逸らす。
なんだか訳の分からない感情が、
胸の中で渦を巻いているのがわかった。
「・・・隣、座っていいか?」
遠慮がちな一言。
だがクリリンは、
この一言を言うのにどれくらいの勇気がいっただろう。
「勝手にしろ。」
そして、18号のこのぶっきら棒な返事に、
どれ程安心したのだろうか。
交わす言葉もなく、暗い月の光の中、ただ二人。
ザザ・・・ザザン・・・と、波が打つ音だけが嫌に響いた。
沈黙が嫌なわけではない。
寧ろ、自分が隣に居てもいいんだと思えて嬉しい。
(でも・・・。)
クリリンには、
どうしても言わなければならないことがあった。
それは、多分。
この機会を逃したら、一生言えない気がした。
だから、この雰囲気に任せて、
「18号・・・結婚・・・しないか・・・?」
クリリンは口を開いた。
言った次の瞬間には、もう後悔していた。
雲が月を隠すと、
辺りは暗い闇の中に沈んでいった。
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