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一人NARUTO祭り第九弾。
サイです。
人の感情を取り戻した後でも、
「こういう立ち位置を狙っていこうとしてる」感じのサイが大好きです。
この笑顔もきっと作り笑いだと思います。
人の感情がわかった上での、人をイラつかせる為の作り笑いだと思います。
ぜひぜひそういう立ち位置を狙い続けて欲しいです←
一番好きなセリフ。
「サクラはバカじゃないし それぞれの立場や状況が分からないほど子供じゃないさ」
(51巻より)
さあ、いい具合に私の好きなセリフが世間一般の名ゼリフとはズレてきましたね!
旧第七班やイルカ先生はそんなにズレてなかったと思いますが、
これから先のキャラはズレまくります。
ちなみに上のセリフはナルトへの棘の入り方がエグくて大好きです←
ここで他のキャラを引き合いに出すのとサクラを引き合いに出すのとでは
ナルトの精神的ダメージ全然違っただろうなと。
ナルトは自来也様に自分はバカのままでいいって宣言してて、
きっと無意識にサクラも同じ気持ちだろうって思ってて、
まあサイがそんなこと知ってるハズはないんだけど、とにかくこのセリフの棘!
シカマルでもここまで言わないよ!
でもナルトがサクラを怒った後のこのセリフが私は非常に嬉しかったんですそれだけです。
「サスケの代わり」というキャラなんだけど、
物語が進むにつれてその設定を忘れそうになるほど
サスケの位置にいないキャラでした。
要因は色々あると思いますが。
ナルトがサスケの位置をサスケしか認めないとか。
サイ自身サスケをよく知らないとか。
それにしたって、感情がわからないとこからスタートしたのに
見事に自分を貫いて終わったなと。
サイの方が一つ年上なんだけど、基本的に弟ポジションにいたと思います。
サスケは第七班の中では兄ポジションぽかったから、そこからすでに違いますよね。
で、すごいかわいそうなキャラだったと思うんですよね!
生まれ育ちよりむしろ、感情取り戻した後の居場所のなさというか……
はざまに居るキャラだったじゃないですか、何というか、光と影の、というか。
第七班にも普通に仲間として迎えられてるのに、ダンゾウの命にも縛られてる。
そんで、全てを明るく解決しまくってるナルトが、びっくりするほど暗部と絡んでないから、例えばネジのときみたいに、間接的にでもナルトによって闇から救い出されるパターンが、サイには全然当てはまらないんですよね。
それ言ったら暗部出身の人全員同じなんだけど、
でもカカシ先生とかヤマト隊長とかは大人だし精神的に安定してるから。
見ていてそんなに苦しくならない。
加えてサイは光の中、第七班の中でも、サスケの位置には入れてもらえなくて、
まあサクラちゃんは結構サイのこと気にかけてあげてたけど、
ナルトに至ってはサスケに固執し過ぎで、
ホントにサイがかわいそうだったと思います。
仲間としては認められてるけど第七班としては微妙、みたいな。
サイも何となくその辺感じてたんじゃないかな……。
最初からある程度の強さと独自の術を持ってたから、
修業シーンというか、「強くなるシーン」がないのも特徴かなと。
大戦で使ってた封印術も多分最初から使えたんですよね。
使うべき場面がなかっただけで。
だから、身体的に成長していくシーンはゼロに等しかったと思う。
その代わりに心が成長していってたけど。
最初に心からの笑顔を覚えて、次に仲間という感覚を覚えて、
相手と距離を縮めたいという気持ちを覚えて、
色々分かった上でからかうことの楽しさを覚えて、
最終話では怒っている奥さんをなだめることまで覚えて(笑
サクラ秘伝での微妙な関係から最終話までの間に何があったのかは知りませんが、
あの表情はもう完全に尻に敷かれているただの人でした。
感情あるないどころの話じゃありませんでした。
感情の幅を広げる為にはやっぱ他人と関わるのが手っ取り早いと思うんですけど、
そういう意味では「自分一人じゃ限界があって、仲間の力を借りないと」ってのを、
ナルトとは違う方向から示していったキャラだったなと思います。
上にも書きましたがザラストの「弱点発見☆」に代表されるように、腹黒いサイが大好きです。
最初の方は天然腹黒だったけど、ストーリーが進むにつれて、特にナルトとサクラに対しては全て分かった上で黒いんじゃないかと思うようになりました。
いい顔で笑うようになったなと言うナルトに「ありがとう」で返すあたりも大好きです。
二部から参加というキャラだったから色々と不遇な部分もあったけど、
私は大切な第七班のメンバーだと思っています。