* サクラちゃん *

一人ＮＡＲＵＴＯ祭り第五弾。
 
一部のころは扉絵とかでいっぱいあっかんべしてくれてたのに
二部ではあんまりなかった気がするので二部サクラで「んべ」してみた。

一番好きなセリフ。
「綱手様・・・私・・・やっと二人に追いつけたみたいです！！」
（６６巻より）

セリフというか心の中で思ってるんだけど、だからこそというか。
本心だからいいんだよなこの言葉は。

さあ語りますよー。
サクラの素晴らしさは成長すること、立ち止まらないこと、
男の子をも凌ぐイケメンであること…！！

サスケを含めて誰も解けない問題をスラスラと解いちゃうほど頭良くて、
他のキャラがついていけない戦いに拳で参戦できるほど強い。
そして様々なキャラから一目惚れされる外見のかわいさ。
頭脳明晰、成績優秀、文武両道、才色兼備…。
なんだかいろんな言葉で表せそうですねサクラは。

でも、案外暗い。
根っこにあるのはいじめられていたころの性格なのかもしれないけど、
ネガティブってのとは少し違くて、…自分を過小評価してる？
あの班にいたらしょうがない気もするけれど。
自分がサスケとナルトに追いついてないって、
分かってるってよりは分かり過ぎてる。

中忍選抜試験で髪を切ったシーンで、ちょっとそれが薄れたんだと思う。
いのとの勝負も、手を抜いてほしくないのもあったんだろうけど、
自分は勝てるって多分信じてた。
それからずっとその信念持って頑張って力つけて、
一旦崩れちゃったのはサスケに殺されかけたとこ、かな…。

…うん、そう、サスケね！
結局サスケ抜きでサクラは語れないんだよね悔しいけど！
綱手様に弟子入りしたのだってサスケを連れ戻すためだし、
医療忍術にチャクラの一点集中に百豪、全部サスケのため。
頑張ってくれてるナルトのためってのもあるけど、
ナルトが頑張ってるのはサスケを連れ戻すことだからやっぱサスケのため。
最初にサスケを好きになったのは、多分、他の取り巻きの女の子たちと何も変わらない理由だったと思う。何でもできるとかカッコいいとか。
サクラはサスケを好きになって初めていのから独立した感じだと勝手に思ってるので、きっとサクラにとってサスケは自分を変えてくれた人なんだと。
ナルトもだけどな！

で、そんなサスケに殺されかけて。
サスケとナルトの間に入り込めない追いつけない信じることしかできないって思って、落ち込んで、
…そこから立ち直る描写がさぁ、ハッキリとはなかったと思うんだよね…。
…いや、正直この記事を今急いで書いてるのって、
「サクラ秘伝が出る前に！」って思ったからなんですよね。
この辺の心情、詳しくやってくれるんじゃないかなって思ってるんですけど…どうなんだろ。
まぁでもきっと頑張って、もしくは戦争始まって医療忍者として役に立っていく中で自信取り戻して？
戦争中に百豪発動。で、上のセリフ！　このセリフの重要さ！！！
心の中でも自分のこと過小評価しなくなってる…！！
自分のことが認められるようになるくらい頑張ったんだよねサクラちゃん！
そっから後のサクラはホントただのイケメンでしたハイ。

何がすごいってこの子の家一般家庭なんだよ…。
本当はナルト以上の成長株だと思うよ。
ナルトに支えられ続けて、サスケを追い続けて、
そしてサイを含めた第七班の緩和剤であり続けた人だったと思います。
ナルトよりもサクラの方が先にサイを認めようとしてたよね。
ナルトほど執着心はないから、代わりの柔軟性がある。
仲間にやたら執着するヤツしかいない第七班に本当に必要な存在だったと。

あ、書き忘れ…。
チヨバア様との共戦ホント大好きでした。サクラちゃん主人公かと思った。
あと大戦中の死にかけナルトを助けようとしてるとこも立派な主人公でした。