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漫画やアニメが好きです。主にNARUTOを語っています。たまに二次創作もしてます。初めてきた方は「はじめに」を読んで下さい。 ※現在ほぼ更新停止状態ですが管理人は元気です。
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2008/10/26 (Sun)

中心人物・クリリン・18号など
時・セル編が終わって少したった後
  マーロンとか悟天とかまだいないです

更新しちゃいますけど、
これ終わるのかどうか自分でも分かりません。
ラストとか全く考えてませんから(オイ
一応クリパチです。
ネタ的にはかなり前から暖めておいたものなので、
まあ・・・いつもよりはマシな文になって・・・
・・・いるのでしょうか・・・?
季節は今らへん!
でもこれ終わるころには春が終わりそうだな・・・。
ちなみにタイトル考えてなかったので
今、この場で考えました。
・・・後で変えるかもしれません。


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「う~・・・寒ぃな、オイ・・・」
秋から冬への移り変わりは唐突にやってくる。
ついこの間までは暑かったのに・・・と、
クリリンは身体を震わせた。
「・・・だらしないな。」
不意に隣から聞こえた声は、呆れたようで。
・・・でも、どこか暖かくて。
思わず顔がにやけてしまった。


パオズ山に行こうと言い出したのは
クリリンの方だった。
もうずいぶんと顔を見ていないからと。
18号は、自分の敵で殺そうとしていた者の
家庭ということもあって気が引けていたようだが、
渋々頷いてくれた。
遠いと言えば遠い距離だが、
武空術を使えばそう時間はかからない。
だから途中までは武空術で飛んでいた。
冷たい風が顔に突き刺さるたび、
クリリンの歯がカチカチと音をたてる。
「・・・なあ、下に下りて歩かねぇか?」
そうクリリンが言ったのは、
もう孫家が見え始めてからだ。
「・・・ここまで来たら、飛んだほうが速いだろ・・・?」
訝しげに目を細めて、18号が答える。
「いや、そうなんだけどさ、ちょっと歩きたくて・・・
 無駄なことをするってのも、結構楽しいもんだぜ。」
その言葉に思わず17号を重ね、
「わかったよ。」
そっけない返事をしながら下に下りる18号の顔は、
少し緩んでいた。

サク、サク、と落ち葉を踏む音は、
18号にとっては新鮮なものだった。
パオズ山には自然も多く、動物も多い。
リスが木の幹から顔を出し、
すぐに引っ込むのを見て愛嬌を覚え、
目の前を走り去っていくウサギを見て、
口の端を上げる。
そんな18号を見つめて、
クリリンはなんとも言えない幸せな気持ちになった。
初めて会ったときとは比べ物にならないくらいに
人間らしくなったこの人は、
今も自分の隣で微笑んでいるのだから。
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